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トークの帝王"ラリー・キングの伝え方を読んでみて

投稿日:2016年9月23日 更新日:

“トークの帝王"ラリー・キングの伝え方の極意

出典:amazon “トークの帝王"ラリー・キングの伝え方の極意

トークの帝王"ラリー・キングの伝え方を読み終えたので書評、兼感想を書いていきます。

著者紹介

まず、この本を書いた人がどんな人かというと、アメリカで「トークの帝王」や「マイクの名匠」と呼ばれているラリー・キングが書いた本になります。

ラジオパーソナリティを務めたり、テレビの司会者やその他にもキャスターをやったりなど。

トークに関する仕事の専門家で、自身の看板番組である「ラリー・キング・ライブ」は世界200以上の国と地域で放送され、毎日1時間の生放送であるにも関わらず25年も続いた長寿番組としてギネスにものっています。

日本でいえば「笑っていいとも」のタモリさんのテレフォンショッキングが1時間続くみたいな感じでしょうか。

とにかく、トークに関しては世界1位といっても過言ではない人のようです。

内容紹介

 

本の内容はトークに関するノウハウが中心です。

ただ、完全なノウハウ本かというとそうではなくて、ラリー・キングの体験談が中心なので、自伝とノウハウを足して半分で割ったような内容になってます。

内容的としていいことももちろん書いてあるんですが、トークのノウハウ本だと思って読むとちょっと面食らうかもしれません。

目次はこのような内容になってます。

第1章 いつ、誰にでも通用する「たった1つの大原則」

第2章 会話の達人に学ぶ「8つの習慣」

第3章 初対面でも緊張しない「会話の続け方」

第4章 パーティで気後れしない「社交の会話術」

第5章 仕事で結果を出す「ビジネス会話術」

第6章 聞き手を魅了する「達人のスピーチ術」

第7章 達人の一歩先へ! 「スピーチ術・上級編」

第8章 番組史上「最高のゲスト」「最悪のゲスト」は?

第9章 テレビ・ラジオで生き残る「メディアでの話し方」

印象に残った点

本書を読んで印象に残った点は3つあります。

1.率直であれ

印象に残ったのは本の中でも何度も繰り返される「素直であれ」「率直であれ」という教え。

たとえば、初対面の人やスピーチの前に緊張しているのであれば、

「私、実は今かなり緊張しているので上手くしゃべれないかもしれませんが、あなたと楽しくおしゃべりしたいと思っています」

みたいな感じで自分の状態を率直に言うことにより、かえって緊張を解くことができますよと。

これは私も初対面の人と話すときに「実はちょっと緊張してるんですよー」といって、そこからお互いの緊張が解けて場が和んだ経験があるので納得でした。

2.KISSの法則

あとは、「KISSの法則」というのも印象に残っています。

ネーミングにインパクトも強いのですが、アメリカではよくある格言のようなものらしく、意味としては、

"Keep It Simple Stupid"(シンプルにしておけよ、この間抜け)

という意味です。

話を冗長的にしたり、難しいこといったりするんじゃなくて、できるだけ簡潔に、シンプルにするよう心がけるための格言です。

会社の飲み会の時とかにやたら前説が長い人がいますが「そんなのいいからさっさと話終わらせて飲ませろよ」ってみんな思ってますよね。

あれってなんであんなに話長くなるんでしょうかね?

3.備えよ常に

「備えよ常に」

これ、どうやらアメリカのボーイスカウトの標語らしく、

日本ではボーイスカウトってほんと聞かないので馴染みがありませんが、言葉の意味だけならわかります。

この教えも本書内で何度もくり返し出てくるのですが、プレゼンでもスピーチでもインタビューでもトークでも、成功のコツはいかに準備できるか。

これがカギだということです。

これに関してはやはり、トークのプロということだけあってプロフェッショナル魂を感じざるを得ませんでした。

しっかり調べて準備するのって結構大変ですが、できる人はやっぱりこういうのを欠かさずやるもんなんですね。

気になった点

本書を読んでちょっと気になった点が2つあります。

1.アメリカ文化が分からないと困惑するかも

著者がアメリカ人なだけアメリカンテイストがかなり強いです。

たとえば、「ウォーターゲート事件」に関わったニクソン大統領の話がちょくちょく出てくるのですが、このあたりは事件の背景知らないと読んでてもつまらないと思います。

アメリカでは国民の誰もが知っているようなかなり有名な事件だったので、本書内ではこの事件についてとくに説明もなく語られていますが、1970年代に起きた事件ですし、今時の人は知らない人も多いんじゃないかと思います。

というか、基本的に内容のほとんどがアメリカの有名人の話が中心なので、ところどころ背景がつかめない所があり、具体的なイメージが浮かびづらいというじれったさがありました。(裏を返せばアメリカ文化に色濃く触れることができるわけですが)

これはまぁ、どうしようもないことなのでしょうがないですが翻訳する人も結構たいへんだったんじゃないかと思います。

2.期待した有名人の話がなかった

これは読み終えてからふと気づいたのですが、ちょっと残念な点でした。

Amazonでの本書の紹介を見ると次のような紹介があります。

私は長年、伝えることを仕事にしてきた。

25年続いたCNNのトーク番組『ラリー・キング・ライブ』は、毎日1時間の生放送トーク番組だ。

ゲストは日替わりだから、毎日違う相手と1時間おしゃべりを続けなくてはならない。

番組で私は、さまざまな分野のセレブと呼ばれる人々と話してきた。

「他のテレビ番組には出るつもりはない。『ラリー・キング・ライブ』だから出演した」

そう言ってくれた出演者も少なくなかった。ほんの一部しかご紹介できないが、出演者の名前を挙げておこう。

歴代のアメリカ大統領——ニクソン、フォード、カーター、レーガン、ブッシュ、クリントン、オバマ。

海外の要人——ミハイル・ゴルバチョフ、ダライ・ラマ、ネルソン・マンデラ、アラファト議長、ロシア大統領プーチン。

アーティスト―—マドンナ、エリック・クラプトン、ポール・マッカートニー、スティング、レディ・ガガ。

スポーツ選手——マイケル・ジョーダン、タイガー・ウッズ。

俳優たち―—トム・クルーズ、ロバート・デ・ニーロ、クリント・イーストウッド、トム・ハンクス、アンジェリーナ・ジョリー。

実業家——ビル・ゲイツ、ドナルド・トランプ。日本からは、トヨタ自動車の豊田章夫社長に出演していただいたこともあった。

こんな風に紹介していたので私は、

  • オバマ大統領
  • ビル・ゲイツ
  • レディ・ガガ
  • マイケル・ジャクソン
  • ドナルド・トランプ
  • タイガー・ウッズ
  • エリック・クラプトン
  • トム・クルーズ

彼らの話を期待していたわけですが、彼らの話はとくにありませんでした。

もしかしたらあったのかもしれませんが、本当に全く記憶に残ってません。

よって、彼らの話はなかったと思います。

ぶっちゃけ、私はこの辺りのエピソードが聞きたくて本書に惹かれたのですが、この点はちょっと残念でした。

総括

  • 面白さ:7/10点
  • 役に立った感:6/10点
  • おすすめ度:7/10点

まぁ、良い点も残念な点もいろいろとあったわけですが、総括としては「ちょっちオススメ」といった感じでしょうか。

世界No1が教えるトークノウハウ本かと思っていたので、最初の期待値が高かった分、読み終えたあとの「思ってたのと違った感」はありましたが、それでも中には泣けるようなエピソードやためになる教えが書かれています。

※kindle版アリ

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