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Mac「Ulysses」がテキストエディタの中で最もオススメな理由

投稿日:2016年10月15日 更新日:

今回はMac用アプリ「Ulysses(ユリシーズ)」のレビューを書いていきます。

Ulysseshは私が最も愛用しているテキストエディタです。

これまでいろんなテキストエディタを使ってきましたが、ブログとかメルマガとか書くのに最高に便利なのでその理由を紹介していきます。

こんな人にオススメ

Ulyssesはブログ記事やメルマガの原稿、ショートビデオのスクリプトなど。

新規の原稿を何枚も書く人に適しています。

逆に向いていないのは、アウトライン的な使い方です。

イメージとしては、アウトラインが出来上がった後、原稿を書くために使うアプリケーションといった所でしょうか。

Ulyssesの特徴

Ulyssesの特徴は、なんといってもマークダウン記法を採用したプレーンテキストエディタであること。

これにより、ブログ記事を素早く仕上げることが出来ます。

マークダウンって?

マークダウンについて簡単に説明すると、

「強調表現とかの文字装飾は全部キーボードでやっちゃおうよ。」

というものです。

たとえば、見出しタグを設定するときは「<h2></h2>」などのタグを利用しますが、マークダウンの場合、「##」や「!2」と書くことで見出しタグの設定ができます。

「<strong></strong>」とかもアンダーバーを2回打ち込むだけでできたりするので、文字装飾をスピーディーに行なうことができます。

プレーンテキストって?

テキストエディタには通常、プレーンテキストとリッチテキストの2種類があります。

この2つの違いは次のような違いになります。

  • プレーンテキスト:文字情報のみを扱う
  • リッチテキスト:文字装飾の情報も一緒に扱う

たとえば、どこかのブログ記事をウェブページからコピーしてきた場合、プレーンテキストエディタに貼り付けた場合は文字情報しかコピペされません。

しかし、リッチテキストエディタに貼り付けた場合、文字装飾や画像などの情報も一緒にコピペされてしまうことがあります。

そのため、どこかのページから文章を引用をしたい場合、リッチテキストエディタでは装飾情報の修正・削除をしなければいけないため、手間がかかってしまい修正作業がわずらわしいことがあります。

ですが、プレーンテキストエディタの場合は余計な情報がくっついてこないので、スムーズに文章を作成することができます。

Ulyssesがおすすめな理由

さて、Ulyssesの基本的な特徴を説明しましたので、ここからはUlyssesがおすすめの理由を9つ挙げていきます。

これは、私のUlyssesに対する愛を語る場だといっても過言ではありません。

1.デザインが美しい

私がUlyssesを使っている理由の8割はほぼこれです。

なんといってもUlyssesはUIのデザインが美しい。

もう恋をするほど美しい。

他のテキストエディタにはない美麗さがあり、非常に見やすく、一度使ったら他のテキストエディタには戻れません。

それくらいの中毒性があります。

文字数カウントも見やすく、目標文字数を決めればメーター表示されるので、これだけで書くのが楽しくなってしまいます。

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2.非常に細やかな文字カウント機能

Ulyssesの文字カウントはエディタの右上に常時表示させておくこともできますが、その他にもショートカットキーやワンクリックで呼び出せる文字数カウント機能があります。

しかも、他のテキストエディタにはないくらい細かな文字カウントができます。

  • 文字数
  • スペース&改行を含まない文字数
  • 単語数
  • 文の数
  • 段落数
  • ページ数

これらが分かるだけでなく、原稿を読むのにかかる所要時間の目安までカウントしてくれます。

この機能は音声のスクリプトを作るさいに、収録時間のおおまかな目安が分かるので非常に参考になります。

また、文章内の一部を選択範囲したい場合は、テキストを選択範囲した状態でテキストカウントを実行すれば、選択範囲内の文字数をカウントをすることができます。

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3.文字装飾が素早くできる

マークダウン記法のおかげでキーボードから手を離さず素早く文字装飾ができるため、とにかく執筆速度が上がります。

また、これとは別に文字装飾用のショートカットキーもあり、好きにカスタマイズできるため合わせて使えばとんでもないスピードで文字装飾ができるようになります。

装飾した文字は自由にカラー設定した色で表示されるので、プレーンテキストでありながらもどこを編集したのかが一目瞭然です。

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4.ファイルが散乱しない

Ulyssesはアプリケーション内で文書を管理しているため、原稿を複数書いたからといって文書ファイルが複数生成されるわけではありません。

全ての文書がUlysses内に統合されるため、いくら原稿を新規作成しようがMac内はいつもスッキリです。

これらの複数文書はフォルダを作ってグループ分けすることができ、ブログ別やメール、LPなど、用途別に自由にグループ分けすることができます。

強力なソート機能、並べ替え機能、タグ(検索キーワード)機能を兼ね備えているため、過去に書いた文書を検索するのも簡単です。

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5.iCloudでの自動同期

UlyssesはiCloudを通して自動同期を取ることができます。

これを使えば、複数のデイバスから同じ文書を編集することができます。

MacとiPhoneで同期を取ることもできます。

その場合はMac版UlyssesとiTunes版(iPhone&iPad)Ulyssesの2つを買う必要があります。

私の場合は、自宅ではiMac、外出先ではMacBook Airを使っています。

自動同期のおかげで家でやっていた仕事をカフェに持っていって引き継いだり、その逆もまた然りです。

6.執筆環境をカスタマイズできる

ライターにとって執筆環境をカスタマイズできるかどうかはかなり重要な所でありましょう。

自分が最も見やすい環境を作ればその分、作業効率は上がります。

そして、Ulyssesではそのための細かいカスタマイズが可能です。

まず、背景色に関してはホワイトかダークを選べます。

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この他にも、次のようなものもカスタマイズできます。

  • フォント
  • 行の高さ
  • 段落の間隔
  • 1行目のインデント
  • 1行の文字数
  • 挿入ポイント(テキストカーソル)

特に「1行の文字数」の調節はどのタイミングで文章が改行されるかが把握できるため、行数が決まっている媒体で原稿を書くさいには非常に便利なのではないでしょうか。

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7.タイプライターモード

Ulyssesの特徴として、タイプライターモードというものがあります。

通常、文章を執筆していくとテキストカーソルがどんどん下に進んでいくので、テキストカーソルを追いかけるように目線を下げていかなければいけません。

しかし、Ulyssesのタイプライターモードを使うとテキストカーソルが同じ高さに固定され、文章が上にズレ上がっていくような形になります。

そのため、テキストカーソルを目で追う必要がなくなるので、目が疲れづらく文章執筆が楽になります。

このあたりは使ってみないと分からないような絶妙な機能です。

文章を書き進めていく時に、エディタ下の空白が狭くなることに心理的抵抗を感じたり、文章を目で追いかけるのがだるいと感じている人には神機能になります。

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また、タイプライターモードに備わっているハイライト機能をONにすれば現在執筆中の場所にフォーカスするようになり、それ以外の場所を目立たなくすることができます。

とんでもないマゾ機能ですが、集中力を高めたり、インスピレーションを刺激するにはもってこいかもしれません。

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8.エクスポートの種類が豊富

Ulyssesは他のテキストエディタの例にもれず、エクスポート機能がついています。

エクスポートの種類は次の通り。

  • テキスト(プレーンもリッチもどちらの形式も出力可)
  • HTML(ウェブページ用の形式)
  • ePub(電子書籍の形式)
  • PDF
  • DOCX(Wordの形式)
  • WordPress

WordPressのログイン情報を登録しておけばUlyssesからWordPressに記事を投稿(または下書きでアップロード)することができます。

また、ユニークなのがWordPress以外の出力形式を選んだ場合、ファイルとして出力するか、それともクリップボードに出力するかを選べることです。

テキストエディタで書いた原稿をブログエディタなどにコピペする場合、この機能を使えば綺麗かつ、素早く目的のメディアにテキストを出力することができます。

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9.コメントブロック

マークダウン記法の中にコメントブロックというものがあるのですが、この機能が何気に便利です。(機能という表現はちょっと違う気もしますが)

コメントブロックの装飾を施すと原稿内にコメントを付けることができます。

この部分はエクスポートをかけても実際には出力されません。

そのため、原稿内のメモ代わりとして使えます。

CSSで言う所のコメントアウトのようなものですが、画像を見た方が分かりやすいので画像を見てみてください。

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このように、画像挿入箇所の目印にしたり、この部分にはどういったこと書くのかということをメモしておくことができます。

Ulyssesの微妙な点

ここまでずっと私のUlyssesに対する愛を語ってきたわけですが、これほど美しいUlyssesにも欠点があります。

完璧な女なんていないんですから。

それと一緒です。

現段階で不満を抱いている点は5つあります。

1.メモリをめちゃくちゃ喰う

こんなに美しいUlyssesですが、メモリを驚くほど喰います。

愛用しているiMacの搭載メモリは32GBなんですが、メモリを食いすぎて重くなった時は私のタイピング速度に文字表示速度が追いつかず、処理が重くてカクつくことがよくあります。

どのくらいメモリを喰うのかというと・・・

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驚きの7.92GB。

まぁ、これは私が常時Ulyssesを起動しているせいもあると思うのですが、ちょっと異常です。

エラー落ちする頻度も他のアプリケーションと比べると結構多いです。

サクサクライティングできるだけにたまに処理が重くなるのが少し残念。

でも、このじゃじゃ馬っぷりがまた可愛い所です。

2.タイプライターモード時のガタつき

タイプライターモードを利用すると目線を固定できるので目がつかれず、ライティングが非常に楽になるのですが、一点問題があります。

それは、文字を打つたびにエディタがガタつくという問題です。

Ulyssesでは文字が表示される処理が起こるさいに行が揺れることがあるのですが、タイプライターモードの時だとこの揺れのせいでエディタ全体が揺れるため、タイピング時のガタつきが結構気になります。

慣れてしまえばモニタとかあんまり見ないんで関係ないかもしれませんが、気になる人は結構気になるかも。

そして、人によっては酔うかも。

Ulyssesは男を酔わすほどきれいってことですね。

3.色文字装飾ができない

これはマークダウン記法なので仕方ないことですが、テキストに色を付ける装飾ができません。

たとえば、ブログで赤文字を多用する人の場合、Ulyssesで原稿を書き、ブログエディタで色つけを行なう必要があります。

ハイライト(テキスト背景の色変更)なんかもできません。

そのため、テキストカラーやハイライトを多用する人はこの点に不満に感じるかもしれません。

でも、裏を返せばその分シンプルだということです。

シンプルだからこそ、長く付き合いやすいんです。

4.文字カウントを自動ONできない

エディタ右上に表示される美麗な文字カウントですが、これは毎回手動で表示させなければ拝むことができません。

常に自動で表示されような設定があれば最高でしたが、そうした設定もありません。

新しい記事を作るたびに数字を打ち込んで目標値を設定してあげなければ表示されず、さらに面倒なのがキーボードだけではこの設定ができないという点です。

必ずマウス操作が必要になるため、マウスに手を伸ばさなければいけません。

この点はちょっと不便なので設定で文字数カウントを自動表示できるようにして欲しい。

でも、手間がかかるヤツだからこそかわいいのかもしれない。

5.再変換でも文字が消えるバグ

Macで文字を再変換したい場合、テキストを範囲選択した後に「かな」キーを2回押すことで文字の再変換ができます。

しかし、この再変換をUlyssesでやると、なぜか選択範囲の直後の数文字が消失してしまいます。

どんな感じに消失するかというと、こちらの画像をご覧ください。

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おわかりいただけたでしょうか?

「たとえば」の箇所で再変換をかけた所、次のような具合に文字が消失しました。

  • 「たとえば」という部分 → 「例えばう部分

こんな感じで文字が消失してしまうため、Ulyssesで再変換をかけるときは注意が必要になります。

おそらく、これはバグだと思うのでどうにか対応して欲しい所。

さすがの私もこれはちょっといやです。

まとめ

以上、Ulyssesがオススメな理由とちょっと微妙な点を紹介してきました。

いくつかの欠点はあるものの、この記事の中で私のUlyssesに対する愛情を感じ取ってもらえたのではないかと思います。

私はこれまでMacのテキストエディタだと次のものを触ったり使ったりしてきました。

  • MarsEdit
  • MacJournal
  • DayOne
  • Scrivener(体験版)
  • OmuniOutliner
  • Ulysses

有名所ばっかりですが、私はこの中で一番好きなのがUlyssesですね。

美しさがそのまま書く楽しみになっています。

ぜひ、Ulyssesを使ってみてください。

ちょっと高めの値段設定ですが、値段以上の価値は十二分にあります。

オススメ度:9.6/10点

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