映画「君の名は。」ネタバレ感想。3回泣きました。

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映画「君の名は。」を観ました。

もうね、周りが「面白いから絶対みた方がいい」とうるさかったんで観に行ったんですが…

本当に面白いわ、これ。

久々に泣きました。

ピュアな気持ちに戻れました。

そういうわけで、前半は簡単なあらすじ紹介、後半は映画を観た感想をネタバレ有りで書いていきます。

ネタバレ無しの簡単なあらすじ

「君の名は。」のあらすじをネタバレ無しで簡単にまとめます。

ある日、朝目覚めると不意に体が入れ替わっていた主人公の瀧(男)と三葉(女)。

はじめは夢かと思っていたこの現象。

しかし、2人は次第にこれが現実に起きている現象だと気づく。

入れ替わりを繰り返すうちに2人は惹かれあっていくのだが・・・

ある日を境にこの現象がパタリとストップ。

そして、三葉への想いを募らせた瀧は三葉に会いにゆくー。

そこに待ち受けていたのは意外過ぎる真実だった・・・

簡単にまとめるとこんな感じです。

次から下は感想を書いていきますので、ネタバレにお気をつけください。

観に行った人の背景情報

君の名は。を観た感想を書く前に、私の背景情報を書いておきます。

「どんな人間が観に行ったのか?」

これが分かっていた方が感想を読み進めやすいと思いますので。

予備知識

映画を見に行く前に知っていた「君の名は。」の情報ですが、知っていたのは次の3つのキーワード。

  1. 入れ替わり
  2. 学生恋愛
  3. 彗星

ほとんど前情報なしです。

公式サイトとか、公式画像を観た時の情報しか持っていませんでした。

また、小説とかも読んだこともなく、新海誠監督の作品も今まで観たことがありません。

ただ前評判として、周りの人からの「めっちゃ面白いよ」という意見、興行収入100億超えの記録から、相当面白いんだろうなという期待は抱いていました。

人によっては「泣けるかも」という意見も聞いていたので、感動系の作品であることはなんどなく予想が付きました。

状況

私事でまことに申し訳ないのですが、最近、長年付き合っていた彼女にフラれたこともあり傷心の気持ちで1人で映画を観に行きました。

癒やしを求めに行ったんですが、自分で書いてて悲しくなります。笑

映画を最後に観たのは「エヴァンゲリヲン破」なので、映画館に行ったのが本当に6、7年ぶりくらい。

受付の人におすすめの席を教えてもらいながらチケットを購入。

ド平日の午前中に行ったこともあり、館内はガラガラ。

自分の他に見に来ていたのは、おばちゃん2人組とか、男2人組の学生とか、女の子3人組、あとは若いカップル。

そして、指定した席の影響でカップルがすぐ隣に座るという事態に。

上映前にいちゃつくカップルを横目でみて切ない気持ちになりました。

ネタバレ有りの感想

さて、ここからはネタバレ有りの感想をガンガン書いていきます。

アニメーションがきれい

アニメ映画を久々にみたのですが、映像が綺麗すぎる。

ネットでも散々絶賛されていましたが、これは予想以上のクオリティ。

絵の美麗さもそうなのですが、時折入る滑らかなCGがまたすごい。

空とか天井を見上げるシーンで背景がリアルにぐいーんと動きます。

まるで本当に空を見上げているような臨場感。

思わず首が動いてしまいました。

個人的に一番綺麗だと思ったのが、三葉と四葉が口噛み酒の儀式のときに踊っていたシーン。

2人の踊りが木の床に反射し、質感がめちゃくちゃリアル。

あのシーンはもう木の床の反射の美麗さに釘付けでした。

話のテンポがいい

「君の名は。」は話のテンポがとにかくよく、メインストーリーがポンポン、ポンポン進んでいきます。

冗長なシーンと感じられたのは瀧が口噛み酒を飲んでタイムスリップした時の演出くらいかな?

それ以外は無駄が全く感じられませんでした。

また、かといって話の展開が早すぎて話についていけないということもありません。

物語の重要な謎や、キーとなるポイントは物語中に登場人物のさりげないセリフで何回も繰り返され、観ている内に「なるほど」といった展開で話が進んでいきます。

無駄な伏線がない

観ていて思ったのが、伏線の貼り方が上手いと思ったことです。

観ている側がしっかり認識できる伏線で、ストーリーの終盤になると「こことあれがつながっていたのか!」と、気持ちよさを覚えることができます。

たとえば、最初の授業のシーンで先生が黒板に書いていた「カタワレ時(黄昏時)」。

この情報なんて物語の途中まで全くどうでもいい情報かと思っていましたが、2人が逢瀬するシーンでは最も重要な伏線になっていました。

序盤に出てきた口噛み酒も単に三葉が巫女であることを強調するだけの話かと思いきゃ、後々は瀧がタイムスリップするキーになりました。

映画の最初の方から時折映し出されていた、三葉が髪を結う紐も、実は過去に瀧と三葉の2人は出会っていたという話につながりました。

ちなみにこの部分は三葉が中学生の瀧に紐をあげたことから、髪をバッサリ切った話にもつながっています。

また、入れ替わりが起きたばかりの頃に、三葉のノートに書かれた「お前は誰だ?」のメッセージ。

物語終盤に三葉の父親である町長が三葉に入れ替わった瀧にこのセリフを言うのですが、これがラストシーンの「君の名は。」につながってきます。

「お前」と「君」、「誰だ?」と「名は?」、これにより序盤とラストの2人の距離感が縮まった対比がされているように感じました。

ストーリーの意外性

ストーリー中盤で明かされる時間軸のズレは本当に意外でした。

ストーリーの途中まで思春期の男女が入れ替わっただけの話かと思ってましたが、実は3年の時間軸のズレがあったという驚きの展開。

そして、三葉は隕石落下で既に死亡していたという悲しき事実。

この辺りは完全に予想外でした。

通常、ストーリーにおいて非現実的な魔法のような設定は1つが定石といわれています。(魔法なら魔法の世界、エイリアンならエイリアンの世界)

それがこの映画では、男女の入れ替わり+タイムスリップというダブルパンチ。

普通なら視聴者が混乱してしまうような設定ですが、この映画では物語のしょっぱなから入れ替わりの設定を強調していたため、後半で出てきた時間軸のズレという設定がわりとすんなり受け入れられるような作りになっていると感じました。

この辺りは観ていて、展開の裏切り方とカミングアウトのタイミングが絶妙だと思いました。

3回泣ける

「君の名は。」では思わず3回ホロリと泣けたシーンがありました。

隣のカップルの女の子はティッシュまで取り出してボロ泣きしていましたが、私が泣いたシーンは次の3つ。

  1. 2人が初めて出会うシーン
  2. 三葉が手のひらを開けた時に瀧からの「すきだ」というメッセージを受け取るシーン
  3. ラストで2人が再会するシーン

1,2人が初めて出会うシーン

2人が初めて出会うシーンはホロリとせずにはいられませんでした。

この時は瀧にすごい感情移入してました。

瀧は三葉に会うためスケッチブックの絵と、かすかな記憶を頼りに東京から田舎へ飛び出し、やっとの思いで三葉の情報をゲット。

しかし、それは三葉が既に故人であるという予想外な情報だった。

瀧は絶望しかけるがそれにもめげず、タイムスリップまでして三葉に会いに行き、2人は御神体の近くでお互いの声を頼りに巡り合う。

ただ、時間軸が違うのでお互いの声は聞こえるものの、瀧と三葉が実際に顔を合わせるわけではなく、ただそこに存在があるということを認識できる切ない展開。

「あー…2人は結局出会えないのかー」

なんて思ってると、黄昏時の魔力により2人は一時的に時を超え、遂に対面する。

このシーンには、今まで大変な思いをして三葉に会いにきた瀧の気持ちが報われたような気がして、思わずホロリときました。

2. 三葉が手のひらを開けた時に瀧からの「すきだ」というメッセージを受け取るシーン

手のひらの「すきだ」というシーンはぐわっときました。

黄昏時の魔力で遂に対面できた2人は、お互いの名前を忘れないように手のひらにペンで名前を書いておこうということになりました。

しかし、三葉が瀧の手のひらに横棒を書いた所で無情にも黄昏時が終わります。

2人は引き裂かれ、瀧と三葉、共にお互いの名前を忘れないように相手の名前を連呼するのですが、すぐに相手の名前を思い出せなくなり戸惑います。

そんな中、三葉は隕石から町のみんなを守るために懸命に走り続けますが、三葉の必死の呼びかけもむなしく、町民のみんなには届きません。

そこで、三葉は父親である町長を説得しようと駆け出すわけですが・・・

この最中、三葉はギャグ漫画以上にド派手に転びます。

一瞬、

「あれ?死んじゃった…?」

と思ってしまいましたが、わりと普通に起き上がり、この時に三葉は手のひらを見ます。

すると、そこには「すきだ」という瀧からのメッセージ。

あのシーンでは三葉に感情移入してしまいました。

今思い出してもうっすら涙が出てきます。

ちなみに、隣のカップルの女の子はボロ泣きです。

3. ラストで2人が再会するシーン

「君の名は。」の中で最も泣けたのはラストのシーンです。

ハッピーエンドのラストで泣ける映画っていいですよ。

すっきりします。

隕石が落下してから8年後、瀧と三葉はお互いに長年誰かを探していると感じています。

雪が降り始めた頃、2人は一度、歩道橋ですれ違います。

この時、お互いに何かを感じていたものの、顔が分からなかったためお互いにスルー。

「気付いてくれ〜!!」と思わず心の中で叫んでしまいました。

あの時のもどかしさったらありゃしませんよね。

その後、2人はすれ違う電車の中でお互いに気づき、2人とも猛ダッシュで電車を降りて街を走り、階段下で遂に再会。

「あーやっと出会えた…」

と思ったのもつかの間、お互いに平然なふりしてそのまま一度、通り過ぎようとします。

「おいおい、おいおいおい!」

コメント

  1. やま より:

    今年の初めに君の名は。を見て、みんなどのシーンで泣いているのだろうと思い、検索していたところ、このブログに行き着きました。
    自分もマツさんと泣きポイントがほぼ一緒で何故か嬉しくなりました(T-T)(笑)
    カタワレ時に2人が出会うシーンは本当に最高でしたね!
    その出逢いの感動の直後に音楽がピタリと止まり、ペンが地面に落ちる。自分はここでとどめを刺され、スパークルが終わるまで泣きっぱなしでした(笑)

    やはり、一番はラストのタイトル回収ですね!マツさんが『神』と例えるのもすごく分かります!

    7/26日には遂にBlu-rayが発売されますね!
    マツさんは予約されましたか??
    まだ、されていないのでしたら、今も受付中のようなのでお早めに~!

    • 松山 より:

      やっぱりあのシーンはいいですよね!
      同じシーンで感動を感じられる方がいるとわかって私もベリグーに嬉しいです!

      なんと、7/26に出るんですね。
      貴重な情報をありがとうございます!

      まだ予約していないのでダッシュしてきます。( ̄ー ̄)ニヤリ