SLBMとは?北朝鮮が発射準備。射程はどこまで?日本への影響は

北朝鮮がまたミサイルの準備をしているという最新ニュースが飛び込んできました。

9月だけで既に2回もミサイル発射していて、Jアラートの爆音に叩き起こされたのがまた記憶に新しいんじゃないでしょうか。

あの時は日本でもかなりの混乱を呼び、テレビのチャンネルも一斉に北朝鮮のミサイルの話題となりましたが、もしかしたら近いうちにまたJアラートが作動するかもしれません。

というのも、北朝鮮がSLBMの発射を準備している兆候がみられるからです・・・

画像引用:WoW!Korea

SLBMとは?

SLBMとは、「潜水艦発射弾道ミサイル」の略語です。

「Submarine-Launched Ballistic Missile」の頭文字を取っています。

このミサイルは潜水艦から発射される弾道ミサイルで、核戦略の重要な柱となる戦略兵器です。

潜水艦でミサイルを運ぶことができるため、実海の底からこっそり近づき、奇襲をかけることができます。

もし、海からパッと出てきてミサイルを撃たれたら、これに対応することはなかなか難しいでしょう。かなり脅威となりえます。

9月に北朝鮮が発射していたミサイルはICBM(大陸間弾道ミサイル)と呼ばれる、有効射程が超長距離なミサイルでしたが、SLBMまで有するとなると、これはもはや警戒を通り越し、大きな脅威のレベルに値します。

SLBMの射程距離

SLBMの技術は、アメリカ、ロシアを中心に、この他にもイギリス、フランス、中国、インドなどが有しています。

各国によってSLBMの技術の進展度は違うため、この射程距離もまちまちだったりするのですが、北朝鮮のSLBMの射程距離は推測500-2,000kmと言われています。

日本の首都である東京と北朝鮮の距離はおよそ1,191kmであるため、十分に射程距離に入ってしまっています。

また、潜水艦で移動できるため、実質、射程距離はさらに伸びます。

SLBMへの対処

SLBMはどう対処されるのかというと、ひとつはミサイル発射後に空中で迎撃する対処がありますが、陸上基地から発射されるときと違って、海から突然発射されたらミサイル捕捉が遅れます。

そのため、迎撃より有効とされている対処方法は、ミサイルが発射される前に潜水艦の動きを封じることです。

つまり、ミサイルが発射されないようにするというのが一番なわけですが、これには、自衛隊の対潜戦闘能力がかかわってきます。

度重なるミサイル発射により、ミサイル防衛の対応に追われている日本ですが、SLBMの情報により、さらに対応に追われることとなります。

北朝鮮の動き

各国の警告を無視し、まるで暴走とも言えるミサイル発射により、派手に注目を集めて世界中から批難を浴びている北朝鮮。

9月9日は北朝鮮の建国記念日でもあり、これを契機に積極的に活動を行っている節もあります。

今回はSLBMの兆候がみられた北朝鮮ですが、これはアメリカの北朝鮮専門メディア「38ノース」がこの動きをキャッチしました。